チャオチャオっと

デビュー直後だった時期のデーモン閣下にインタビューした時、
さんざん悪魔由来・地獄由来の楽しいキャラクター基本設定トークを訊いて、
すっかり堪能して、
こっちがシメの名文句のつもりで
「なるほど。つまり結論としては、悪魔はあくまで悪魔である、ということですね」と言ったら
閣下は一言「それはアレだよ、都筑道夫じゃないか」


20111012114707 都筑道夫:著『悪魔はあくまで悪魔である』角川文庫
「悪魔はあくまで悪魔である」
「あしたの夢」
「隣家の女」
「夜ふけの公園」
「窓の女」
「熱のある夜」
「遠い昔の空の色」
「気になる記憶」
「いやな感じ」
「業火」
「赤いベンチ」
「旅行ぎらい」
「雷雨」
「半身像」
「赤い滝」
終電車
「不老長寿」
「一本のステッキ」
「超能力」
 # 都筑道夫:著『都筑道夫恐怖短篇集成(1) 悪魔はあくまで悪魔である』ちくま文庫
「悪魔はあくまで悪魔である」
「あしたの夢」
「隣家の女」
「夜ふけの公園」
「窓の女」
「熱のある夜」
「遠い昔の空の色」
「気になる記憶」
「いやな感じ」
「業火」
「赤いベンチ」
「旅行ぎらい」
「雷雨」
「半身像」
「赤い滝」
終電車
「不老長寿」
「一本のステッキ」
「超能力」
「黒い招き猫」
「目のない賽」
「腕時計」
「幽霊屋敷」
「新世代語事典」
「夜のオルフェウス
「粘土の人形」
「過疎地帯」
「呪法」
「静かな夜」
「小鳥たち」
「ひどい熱」
「狐つき」
「壁の影」
「馬の首」
「宙づりの女」
「心霊現象」
「百物語」
「ベランダの眺め」
「もういや!」
「漂う顔」
「死者の宴」


オーケンと比べてしまうと、
あまりサブカル読書家としての印象は強くない閣下だけど、
普通に都筑道夫ぐらいは読んでいたんだな〜と思った。
そう思っていた。


でも、本当に読書家で都筑道夫マニアだったのは、
エース清水長官だったんですね。
そっち経由の知識なのか、閣下の言葉は。
ぜんぜん知りませんでした。
(なんとなく、大瀧詠一小林信彦を教えたのは伊藤銀次だ、みたいな話だなあ)


ちなみに、閣下のインタビュー記事というのは
対話形式ではなく閣下の一人喋り(人ではないが)形式でまとめることになったので、
その「都筑道夫じゃないか」の部分は使用しませんでした。