ウルトラ劣悪ゾーン
伊武雅刀や萩原流行ら、
劣悪な環境で「子守り」をさせられる脇役俳優について考えながら
日曜日の夜にTVKを観ていたら、
もっと劣悪な環境で津田寛治が「怪獣守り」をさせられていた!
http://www3.tvk-yokohama.com/ultra/
怪獣のコントや漫才には、さほどの期待はしていなかったから、
まーあんなもんだろうとも思うが、
本部に一人でいるミニスカ隊員のパートは、いくら何でも
もーちっと他にマシなやりようがあるだろう!
せめて、ミニスカ制服が売りである以上、
毎回のオープニングで、セットの中央に
少し脚を開いた仁王立ちをさせて、
ポーズを決めさせて決めゼリフを言わせろ!
それだけでも、だいぶん違う!
(あの隊員さんは、この前までの『仮面ライダーOOO』のヒロインだった人らしいですよ。
「妹」「白いワンピース」「怪力」という
どこも動かし方に困るキャラしか与えられていなかった、気の毒な人。
地球防衛ミニスカ制服でも動けない、ということは、
もともと、そんなに動けない人なのだろうか。
そもそもの最初は、↓コレだそうです。
田山花袋:著/藤牧徹也:写真『少女病』青山出版社
田山花袋の見つめる視線あって成り立つ、通り過ぎるだけの少女!
そうだったのか、『ウルトラゾーン』に足りないものは、病的な花袋の視線!
あと布団! 病的な!)
田山花袋:著『蒲団/一兵卒』岩波文庫
田山花袋:著『蒲団/重右衛門の最後』新潮文庫
(『少女病』が読める文庫版を捜したけど、ちょっと見つかりませんでした。)