あの頃のぼくらが
「ドラマ」2011年11月号(映人社)
フジテレビ「ノイタミナ」の新番組アニメ『UN-GO』第2話のシナリオ(作:會川昇)と
1973年の朝日放送ドラマ『快刀乱麻』第2話・第13話のシナリオ(作:佐々木守)が載っている。
どちらも原作は坂口安吾の『安吾捕物帖』。
しかも『UN-GO』第2話と『快刀乱麻』第2話は、
どちらも同じ短篇『ああ無情』を原作にしているわけで、
なかなか粋な特集ではございませんか。
オレは下高井戸の駅の啓文堂で購入しました。雑誌棚に面置きでした。
マスターの映像が残っていなくて絶対にソフト化できない『快刀乱麻』も、
佐々木守先生によるシナリオは、幸い大部分が保存されているそうで、
いつの日かシナリオ集の完全版が刊行される日を待ちたい。
飛び飛びで2話分だけ読んでも、こんなに面白いんだから!
會川昇先生の新作『UN-GO』のシナリオのほうを読んで感心したのは、
「アニメの作中に出てくるアイドルのオリジナル曲の歌詞って、こうやって指定するのか!」
ということだった。
これに合わせて作詞するのは、かなり難しい作業じゃないですか?
東京03の角田には無理だよなー。
そんな無茶な注文に応えられる作詞家って誰だろう?
いるのかな?
こういうの得意なのは売野雅勇先生あたりかな?
*
【追記】
畑亜貴だったのかー!
畑亜貴+アイドリング!!!の線かー。
売野雅勇+TPDの線だったらオレ的には最高なんだけど、
まあ実際は前山田健一+ももクロの線あたりでまとまっちゃうんだろうなーと思っていたから、
ソレよりはマシなのかね。