義理で縛って漏斗で呑んで
酒でも金でも女でも堕ちない相手には、
「趣味で取り入り、義理で縛る」!
甲賀忍者の兵法にギリギリと縛られて、
今回も蒲田の【文学フリマ】へ行ってきましたよ。
とみさわ昭仁:著『蒐集原人2号』(¥700)
http://homepage3.nifty.com/scoobies/
田房永子:著『えろしぼり』(¥1000)
http://mudani.seesaa.net/
(あと、【探偵小説研究会】の『市川尚吾作品集』も買おうと思っていたけど、
売り切れていて買えなかった。
しかたない、夏コミで買うことになりましょうか。
義理を通すのもタイヘンだ!)
しかし、そうやって毎回「義理だけで買った」「義理だけで買った」と申しておりますが、
今回こそ本当に正真正銘、
まったく欲しくも何ともない本を浮世の義理だけで購入することになろうとは!
枡野浩一:編著『愛蔵版 ガムテープで風邪が治る』新風舎
よくよく考えたらオレは、
枡野氏とは一面識もなかったのである。
いっぺん挨拶しておかなくちゃ、とは思っていた。
それで、その場で挨拶するために、売っていた本を何でもいいから買った。
まさに義理。
義理の中の義理。あまり誉められたことではない。
(そういえば枡野氏には、
今度『ドラえもん短歌』が文庫になるので、お送りしましょうか、と言われた。
「欲しければ買うから結構です」と断わった。
もちろん、要らなければ買わないし。)
枡野浩一:選『ドラえもん短歌』小学館