まさかり
横溝正史:著『幽霊男』角川文庫
幽霊男は、幽霊みたいな男だから幽霊男なんじゃなくて、
名前が「幽霊男」!
佐川幽霊男(さがわ・ゆれお)!
しかも、その「佐川幽霊男」というのは
明らかに「江川宇礼雄」のモジリだろう…なんて説を知ってしまったら、
もう読まないわけにはいかない。
これも「サブカル芸能ライター・横溝正史」の
面目躍如たる、その一例だからだ。(【参照】)
そして『幽霊男』を読んだら、
『吸血蛾』と『悪魔の寵児』も読まないわけにはいかない。
横溝正史:著『吸血蛾』角川文庫
↑『狼男』というタイトルにすればよかったのに。
(「オオカミオ」というのは、上山草人のモジリなんですか、博士?)
横溝正史:著『悪魔の寵児』角川文庫
↑『雨男』というタイトルにすればよかったのに。
(「アメオ」というのは、えーと、えーと、
ディック・ミネのモジリなんですか、一の谷博士?)
↑
他に巨根が思いつかない。